ザクロ屋がオススメする!妊娠率が上がる「沖縄的な生き方」
世界各国には、100歳以上の方が集中的に住む場所があります。その場所のことをブルーゾーンと呼び、多くの科学者や研究者がその地域を研究しています。沖縄もその1つ。
また沖縄は出生率が高いことで有名な場所ですが、どの島でも沢山の子宝に恵まれる人が多いのが特徴的です。出生率が高い理由は「沖縄的な生き方」だと言われています。
沖縄の言葉で「なんくるないさ」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、これは直訳すると、一見どうにもならなそうな事態であっても「なんとかなるさ」という楽観的な気持ちを現したものです。
この「なんくるないさ」という言葉に表現されるように、ストレスを過度にためずに、時には適当に生きてみるということが、ストレス多い現代社会には必要なことかもしれません。
また「沖縄的な生き方」と言われる生き方には、精神的な安定と上手にストレスを解消する方法や、食生活の面でも、野菜中心の血糖値の上がりにくい食事と適度な運動、生きがいとやりがいを持っていることなどがありますが、体と心のバランスを上手に保っていることが妊娠力を高める生き方につながっているのではないかと言われています。そこで今回は、その沖縄に住む長寿の方の生き方、食生活、物の考え方などをご紹介したいと思います。
沖縄の百歳人から学ぶ健康と長寿の秘訣とは?
以下の項目には、沖縄ならではの知恵と工夫がたくさん詰まっていますが
住む地域に関係なく、今後、私たちがより良く生きるうえでの大切な秘訣とも言えそうです。
1)生き甲斐を持っている
沖縄の百歳人は、朝起きて今日一日を生きる理由づけを、はっきり口にできる。
明確な目標意識は、責任感を持たせ、社会で自分が必要とされているという認識を強める。それが百歳になっても続いている。
2)植物性食品を主体にした食生活を維持している
沖縄の百歳人は、生涯の大部分、植物性食品を主体とした食生活を送ってきた。例としてチャンプルー、サツマイモ、豆腐はいずれも栄養価は高いが、カロリーは低い。ゴーヤ(ニガウリ)には抗酸化作用と血糖値を下げる作用がある。豚肉も食べるが、特別な日が多く、しかも少量である。
3)農作業をしている
沖縄の百歳人は、ほぼ例外なく自分の畑で農産物を作っている。農作業が日常となっているため、体のあらゆる部分を動かし、ストレス解消にもなっている。さらに常に新鮮な野菜を自給できる。
4)大豆をたくさん食べる
沖縄の食品には、大豆を原料にしたものが多い。その例が豆腐や味噌汁である。大豆に含まれるフラボノイドは、心臓を保護する作用があり、乳がんを防ぐ効果もある。大豆を発酵させた納豆などの食品は、胃腸の健康に役立ち、栄養価でもプラスになる。
5)近所付き合いを続ける
沖縄の伝統である模合(もあい)の制度は、セーフティネットになっている。困ったときの財政的・精神的な支えであるとともに、メンバーのストレス解消に役立っている。手助けしてくれる人がだれかいる、という認識が気を楽にしてくれる。
6)日光を浴びる
日常的に太陽光を浴びていると、体内でビタミンDが作られる。その結果、骨を強くし、体全体を健康にしてくれる。毎日外にでることで、沖縄の百歳人は、一年中、望ましいビタミンDを保持している。
7)よく体を動かす
沖縄の百歳人は、よく歩き、農作業にも勤しむ。家にはあまり家具を置かず、畳の上で食事し、横にもなる。年配者でも一日に何十回も立ったり座ったりすることで下半身を強くし、バランス感覚を維持させることで、転倒事故を防ぐ。
8)薬用にもなる菜園を作る
ヨモギやショウガ、ウコンなどが沖縄の畑では盛んに栽培されている。いずれも医薬品としての効果がある。これらを毎日食べることで、病気を予防する。
9)強い意志を持つ
沖縄の百歳人は、苦難に耐える気質がある。若い頃に経験した辛い経験があるため、現在のささやかな楽しみにも感謝できる。自らの経験を教訓にして、老齢に達しても若者との交流を保っている。
沖縄と妊娠力の関係
沖縄は全般的に出生率が高いので有名な場所です。どの島でも沢山の子宝に恵まれる人が多いのが特徴的です。
精神的安定とストレス解消、野菜中心の血糖値の上がりにくい食生活、適度な運動、生きがいとやりがいの保持。
このような長寿につながる生き方は、体と心のバランスを上手に保ち、妊娠力を高める生き方につながっているのではないでしょうか。
また、沖縄や離島の方々は模合(もあい)という互助組織をいくつも掛け持ちで持っています。それによって予想外の出費の時に共に助け合うという仕組みがあります。みんなが知り合いなので子供たちを預ける事も簡単にでき、女性にとっては子どもを育てやすい環境であるということも、出生率の高さにつながっていると考えられます。
沖縄が持つパワーの源は?
実は、私の周りでも沖縄に移住して、イキイキと人生を楽しんでいる友人がいます。みんなOLやキャリアウーマンとして頑張っていた人達でしたが、その時は頑張っているけど疲れているイメージがありました。
しかし、沖縄に行って、これまでより安いお給料で仕事をしていても、とてもイキイキとして暮らしています。沖縄の何が彼女を元気にしているのでしょうか?
それは、人の温かさ、太陽の強さ、そして自然のエネルギーたっぷりの食材や食事、そして...海のある生活だと思っています。人って、自然に触れたり、良いエネルギーの場に行くと、本来の潜在的な力を発揮するように出来ているのだなと思います。
時々は沖縄のような場所に行き、その空気や海や人の温かさに触れて、元気をもらうことは、生活の中の一種のサプリメントのような効果があるのではないでしょうか。
うまく自分の生活にも取り入れて、はつらつと生きたいですね。