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最新の妊活情報が集結!「第3回こうのとりフォーラム 」

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(*写真提供:QBC九州ビジネスチャンネル)

福岡最大の妊活イベント「第3回こうのとりフォーラム」が、4月22日(日)レソラNTT夢天神ホールで開催されました。
2016年よりスタートしたこのイベントには、毎年、妊活ザクロ屋も参加させていただいておりますが、今年もたくさんのお客様で会場が埋め尽くされ、「妊活」や「不妊」をテーマとした特別講演の時は、立ち見が出るほどの大盛況ぶりでした!!

日々、さまざまな情報や治療法、技術革新が進む中、最新の情報がこの妊活イベントの中に凝縮されているとあって、ご夫婦やカップルで参加していらっしゃる方が多かったのもとても印象的でした。
今年で3年目になる「こうのとりフォーラム」は、2016年よりスタートし、福岡では最も認知度の高い大人気イベントとなっていますが、主催は、株式会社ラシゴーニュ、共催は、一般社団法人 福岡県助産師会です。

株式会社ラシゴーニュは、「妊活・出産・子育て・女性の働き方(ワーク・ライフ・バランス)」などをテーマにさまざまな情報を自社サイトで発信しながら、イベント&セミナーの企画、
クオリティライフマガジン「Lacigogne(ラ・シゴーニュ)」の定期発行しています。代表の永山 佳代さんは、ご自身の経験からもっと早い段階で、「結婚・妊娠・出産・女性のカラダのこと、ワーク・ライフ・バランス」について知っていれば...という想いから、この活動をスタートされていらっしゃるだけにイベントの内容だけでなく、業界の第一人者であるクリニックの先生方の講演などもあり、非常に有意義なイベントとなりました!

最先端の技術とチーム医療で妊娠率アップ!

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(*写真提供:QBC九州ビジネスチャンネル)

今回の妊活イベントで、最初に講演をされたのは、不妊治療の第一線で活躍している
「蔵本ウィメンズクリニック」の蔵本武志 院長です。『妊娠・出産のための基礎知識から、高度生殖医療の現状まで』というテーマで、実際のデーターをもとに最新の医療技術を使った不妊治療のお話や、年齢別の臨床結果など、普通はなかなか聞くことができないお話がたくさんありました。

不妊治療の第一人者

蔵本武志 院長は、世界で初めての「体外受精児」が誕生した翌年の1979年に産婦人科に入局して以来、36年間ずっと不妊治療に携わり続け、日本で生殖医療がスタートする前の段階から、不妊治療の第一線で活躍してきた権威ある医師の一人です。

「チーム医療」を導入した先駆け的存在

オーストラリアの『PIVETメディカルセンター』で行われていた”チーム医療”こそが、レベルの高い生殖医療を可能にする!と感じた蔵本武志 院長は、日本の不妊治療界では画期的だった”チーム医療”を実現するために、1995年6月、『蔵本ウイメンズクリニック』を開院しました。当時は、一人の医師が、採卵、培養、移植と、ほぼすべてのプロセスを担い、患者さんへのインフォームド・コンセントからカウンセリング、問診、診察、最先端技術の研究、何もかもを一人で行うのがあたりまえだった医療現場に、”チーム医療”を導入し、専門の知識と資格を持った各分野の専門家たちと共に患者さんの治療に取り組んでいらっしゃいます。

世界初!のシステムと専門家を配置した培養室  

24時間、胚を入れる培養器をコンピューター制御・データ記録する世界初のレコードシステムを導入した培養室には、患者さんの卵子や精子、胚を扱う培養部門として、農学部大学院で高度な知識を学び博士号を取得した人物を配置し、日々の培養業務に加え、臨床に役立つ、安全な治療の研究を積極的に行ってもらっているとのことでした。それ以外にも、生殖医療に国際標準レベルの品質マネジメントシステムを導入し、卵子、精子、胚、カルテなどの取り違えを防止するために電子媒体を用いた照合システム(検体管理システム)を用いてダブルチェックを行なうなど、安心・安全な治療を常に心がけていらっしゃいます。

卵の老化・無精子症でも受精の確率をあげる「顕微授精」

体外受精や他の治療法を何度か繰り返してもなかなか結果の出ない難しいケースに関しては、カンファレンス(事例検討会)を開き、スタッフ全員で問題点を点検し、卵巣刺激法、媒精方法、顕微授精(ICSI)の場合ならばどの手技法で行うのか、培養法、さらには生活栄養状態に至るまですべてスタッフで話し合い、より良い治療法について常に全員でディスカッションをして決めるそうです。顕微授精の手技法一つをとってみても、40代の方など卵子が弱い方には微細振動で卵膜をやぶる「ピエゾ」と呼ばれる方法を採用しているそうですが、その方法だと卵子の変形が少なく、卵子に優しいため、弱くなった卵子の受精率を向上させることができるのだそうです。体外受精の場合は、卵子に精子を振りかけて自然に受精するのを待つのに対し、顕微授精では、精子数が極めて少ない等の重度の男性不妊の場合でも、形態や運動能力をみて選んだ1個の精子を、細いガラス針の先端に入れて、顕微鏡で確認しながら卵子に直接注入、人工的に受精を行うため受精の確率も上がり、また無精子症の場合でも、精巣内部等から精子が得られれば顕微授精は可能だというお話でした。

不安を軽減する!メンタル面のサポート

また、技術や設備面だけでなく、「蔵本ウィメンズクリニック」で最も大切にされているのが、メンタル面のサポートです。開院当時、妊娠率の向上ばかりに夢中の不妊治療施設が多かった中、患者さんの悩みを聴き、不安を軽減できる存在が必要!心までケアは絶対に欠かせない!と感じた蔵本院長は、IVF(体外受精)コーディネーターを養成して導入しましたが、それも「蔵本ウィメンズクリニック」が日本初とのことでした。
1995年に開院してから2015年までの20年間で、11,000人を超える方が妊娠し、7,400人以上の赤ちゃんが誕生している背景には、専門家によるチーム医療とメンタル面も含めたサポート体制が万全に整っているからこそできる一人一人の患者さんに寄り添った丁寧な治療とサポートが行われているからなのかもしれませんね。

先の見えないトンネルに光を灯す不妊治療とは?!

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(*写真提供:QBC九州ビジネスチャンネル)

午後からの特別講演は、井上善レディースクリニックの井上善仁 院長による『不妊患者だった医師からのアドバイス』というテーマでのお話でした。

私も不妊患者だった!

もともと不妊患者だった井上善仁 医師は、産婦人科医となってから一貫して『婦人科内分泌学』を専門分野とし、患者さんひとりひとりの心と身体に寄り添いながら、テーラーメイドの治療を追求するために2016年7月7日に女性のための新しいクリニック(井上善レディースクリニック)を天神に開院し、月経痛に悩む子宮内膜症や子宮筋腫の患者さんの内視鏡手術や不妊症や不育症に悩む方々の治療を数多く手がけてこられた方です。

不妊治療とは先の見えないトンネル?!

ご自身も不妊患者の1人だったという井上善仁 先生は、「不妊治療」とは先の見えないトンネルのようなものであり、私たち医師ができることは、先の見えない長いトンネルに電気を灯し、不安でいっぱいの患者さんたちにその先にある出口を見えるようにしてあげることが役割とおしゃっていました。

トンネルに一筋の光がさす瞬間

治療を通して、月経痛や不妊症・不育症などの疾患がどれほどたくさんの女性を苦しめ、生活の質(Quality of Life)を損なうかということをずっと痛感してきた井上善仁 先生の言葉は、とても温かく、目に見えない圧力によるストレスを抱えた女性たちの心の不安をそっと取り除き、一筋の明るい光を与えてくれたようにも感じました。

「不妊」の定義とは?

7組に1組は「不妊」カップルと言われる現代社会ですが、日本産科婦人科学会で「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにも関わらず、一定の期間(2018年の段階では、1年)妊娠しないものを「不妊」と定義しているようです。1年という短さにとてもビックリしましたが、以前とは違って、「不妊」は決して稀な疾患ではなくなっているというのが現状とのことでした。

「不妊」の原因は?

女性側の不妊の原因は、排卵因子、卵管因子、着床障害、子宮内膜症などがありますが、最近では、晩婚によって出産年齢が高くなり、年齢による卵子の質の低下が大きな問題となっているようですが、その一方で、男性側の不妊の原因もあり、実際の数字を見ても、約40〜50%が男性側の問題で妊娠しにくい状況があるとのことでした。

「不妊」以外の治療は?

井上善レディースクリニックでは、不妊治療以外にも、免疫学的な要因や感染症、子宮奇形、染色体異常などが原因の不育症の治療や、子宮内膜症、子宮筋腫の治療、月経異常の治療、また更年期障害や閉経後の疾患には、漢方薬なども用いながら適切な対処をしてくださるようです。

妊娠しやすいカラダを作る栄養セラピーとは?!

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(*写真提供:QBC九州ビジネスチャンネル)

今回の妊活イベント「第3回こうのとりフォーラム」最後の講演は、古賀文敏ウィメンズクリニック院長 古賀文敏 医師による『妊娠体質に変わる栄養セラピー〜卵子の老化に負けない栄養医学〜』についてのお話でした。

女性の8割は潜在的な「栄養不足」

古賀文敏 先生は、定 真理子さんとの共著で、「卵子の老化に負けない妊娠体質に変わる栄養セラピー」という本を出版していらっしゃいますが、その本の中でも言われていることは、ほとんどの女性(8割)は潜在的な栄養不足であり、適切な食事やサプリメントで栄養を補給することで妊娠しやすい体に変わるということでした。

「妊娠」体質を作る食事とは?

実際に、健康にはとても気を使っていて、スタイルのよい女性ほど妊娠できない人が多いと古賀文敏 先生はセミナーの中でもおっしゃっていましたが、では、適切な食事というものがどんなものか?と言うと、高たんぱく+低糖質の食事にプラスして、ビタミンBやビタミンD、鉄分、そして一般的に悪者扱いをされている「コレステロール」が妊娠体質を作るためには必要!ということでした。

妊娠率を低下させる食生活

女優のようなスタイルを目指してカロリーコントロールをしたり、マクロビオティックのように一切動物性を食べず、野菜中心の生活にしたりといった食事は、妊娠率を低下させてしまうのだそうです。

卵子の数が多いタイプとは?

また、人間の体にある細胞は、常に新しいものに生まれ変わっているのですが、唯一、入れ替わることのない細胞が「生殖細胞」で、妊娠したいと思った時に、どれぐらいの「卵子」が残っているのかが大きなポイントになるとのことでした。どれぐらいの卵子が残っているのかを調べる方法もあるそうで、AMH値(卵子が残っている値を示すもの)が低い人は、全体的にほっそりとしていてスタイルの良い人が多く、日頃から健康に気を使い、食生活に気を配っている方が多く、妊活を頑張っている方が多いのに対して、ややふっくらとした人は、たくさんの卵胞があり、妊娠しやすい方が多いとのことでした。

低血糖の食事を推奨する理由

低糖質の食事を古賀文敏 先生は推奨していますが、糖質をできるだけ控えたい理由は、血糖値の急上昇を避けたいからなのだそうです。血糖値が急上昇すると、膵臓は一生懸命インスリンホルモンを分泌して、正常な数値に戻そうとしますが、それが度重なると、インスリン分泌が過剰になって、他の妊娠系のホルモンにまで影響が及び、バランスが乱れて、排卵障害や子宮内膜症を起こす可能性が高くなるのだそうです。

ビタミンDは、体外受精率がアップする?!

ビタミンDについては、体外受精率がアップすることや流産の確率が下がることが、研究からもわかっているそうですが、不妊に悩む女性の多くがビタミンD不足と言われています。ビタミンDは、子宮内膜の環境を整えてくれるため着床に必要なのだそうです。また、多嚢胞性卵巣症候群の女性は、ビタミンD不足の方が多く、ビタミンDを補充することで排卵率は改善されるとのことでした。

「高タンパク+低糖質」の食事を心がけよう!

すべてはバランスよく食べることですが、ご飯やパン、パスタなどの炭水化物を控えめにして、肉や魚、卵、大豆製品などをしっかりと食べ、「高たんぱく+低糖質」の食事をすることを意識するといいようですね。

「願いを叶える"こころ""からだ"

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(*写真提供:QBC九州ビジネスチャンネル)

胎内記憶で有名な産婦人科医 "池川 明"さんの愛弟子として全国で活躍中の「日本ハートシェアリング協会」代表理事 田野倉 真由美さんによるセミナーでは、赤ちゃんがお母さんのお腹に入った瞬間から、お母さんと赤ちゃんとの対話が始まっているというお話がありました。赤ちゃんとのコミュニケーションを通して、お母さんの血液が栄養が赤ちゃんに送られ、10ヶ月の間、ずっと赤ちゃんはお腹の中でお母さんとコミュニケーションをとっているということでした。

たいわ(胎話)セラピストの存在

一般社団法人 日本ハートシェアリング協会では、「五感を使った瞑想」や「コーチング」ワーク」を通して、胎児期の赤ちゃんと親子の絆を結ぶ、たいわ(胎話)セラピストを育成し、胎児期から愛情の土台作りをしています。

「子宮」と「心」はつながっている

「胎児とママのたいわ」だけでなく、「あなたと家族とのたいわ」「あなたの心とのたいわ」「赤ちゃんだったころのあなたとのたいわ」「あなたのたましいとのたいわ」「あなたと宇宙とのたいわ」を結び、不妊の方のサポートだけでなく、女性の鏡である「子宮」を大切に扱うこと、女性性を輝かせて生きること、願いを叶える”こころ”と”からだ”の土台を作るサポートもしています。ママの気持ちは10秒でお腹の赤ちゃんに伝わるという説があるほど、お腹の赤ちゃんはママからの影響をダイレクトに受けて育つと言われています。赤ちゃんとの”たいわ”だけでなく、ぜひご自身の”こころのたいわ”も大切にしてみてくださいね。

妊活ザクロ屋®︎のブースには人が殺到!!

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たくさんの出店ブースがにぎわう中、今年も妊活ザクロ屋®︎のブースには、たくさんの人が殺到しました!
今回、初めてザクロエキスを飲みました!という方から、3年以上定期購入をしてザクロエキスを飲んでいます!という方までいらっしゃいましたが、「お砂糖も一切加えず、農薬不使用のザクロ100%で作ったザクロジュースなんです!」とお伝えすると、皆さん、口いっぱいに広がるザクロそのものの甘さにビックリしていらっしゃいました。

3600名を超える!「赤ちゃんを授かりました」の声 

濃縮還元のジュースと違って、水を一滴も加えておらず、添加物も保存料も香料も一切加えていないので、妊活中の方だけでなく、健康のためやエイジングケアのため、また更年期の症状を和らげるために継続して飲んでいらっしゃる方が多いザクロエキス。実際、ザクロエキスを飲んで「赤ちゃんを授かりました!」という方が、今では3700名を超え、ザクロエキスを飲みはじめて1ヶ月ぐらいで体がポカポカしはじめた!というお声もたくさんいただいており、お客様からいただく感想や実体験などを通して、ザクロの秘められたパワーに、ザクロ屋スタッフ全員が驚かされることばかりです。

飲む「妊活ザクロ®︎」には、150,000粒のザクロが凝縮!!

原料はたった1つ!厳選したザクロ約50個を丸ごと搾ったザクロのしずく1本(500ml)には、約150,000粒のザクロがギューっと濃縮されており、葉酸・鉄分・エラグ酸が豊富で、本気で産みたい方が、飲む「妊活」としてリピートしてくださっているのが何よりもうれしいですね。

「妊娠体質に変わる栄養セラピー」にザクロ?!

「妊娠体質に変わる栄養セラピー」を提案する古賀文敏 ウィメンズクリニックの院長、古賀文敏 先生も講演の後、妊活ザクロ屋®︎のブースにお立ち寄りくださり、ザクロエキスをなんと!3杯も飲んでいらっしゃいました♪♪


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妊活ザクロ屋®︎ブースにドクターも続々!!

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特別講演のあとは、井上善レディースクリニックの井上善仁 院長や、古賀文敏ウィメンズクリニックの古賀文敏 院長と主催の株式会社ラシゴーニュ代表の永山佳代さんと一緒に記念写真も撮らせていただきました。
今回の妊活イベント「第3回こうのとりフォーラム」を通して、妊活ザクロ屋®︎のスタッフ全員が学ばせていただくこともたくさんあり、本当に有意義な1日となりました。


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感謝の気持ちを込めて!

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主催の株式会社ラシゴーニュさんをはじめ、総合司会をつとめたフリーアナウンサーの西川友紀子さん、特別講演をされた蔵本武志 院長、井上善仁 院長、古賀文敏 院長、その他、関係者の皆さま本当にお疲れさまでした。
イベントの準備から告知、先生方や司会者との打ち合わせ、出店ブースの企業さまとのやりとりなど、半年以上前からずっとイベント当日までご準備くださった主催のラシゴーニュ様には、関係者でないとわからないご苦労や大変なことがたくさんあったと思います。この場を借りて、心よりお礼申し上げます。
今回の妊活イベント「第3回こうのとりフォーラム」にお越しくださった皆さまも、日曜日でお休みの日にも関わらず、イベント会場までお越しくださって本当にありがとうございました!
また、来年のイベントでお会いできることを楽しみにしております。


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イベントの写真は、QBC九州ビジネスチャンネル様より承諾を得て、いくつか掲載させていただいております。
この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!


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